顕正寺/けんしょうじ

三重県四日市市西日野

顕正寺山門:四日市市指定有形文化財(建造物)です。

※2016年8月1日画像の文字の間違いを修正しました。ご指摘ありがとうございました。

顕正寺

顕正寺

顕正寺

顕正寺

山門

現地カンバンから引用

この門は、冠木/かぶき門の上に切妻屋根をかけ、背後の控え柱との間にも切妻屋根を直行してかけたいわゆる高麗門/こうらいもんである。

 本柱日本は矩形断面の角柱で木割太く、柱上で直接棟木を受ける。冠木は内法/うちのりより高めにとって本柱に冠木を通し、中央に東を立てる。

 腕木を本柱と釣束に三本通し、出桁を支えて垂木をかける。控柱は角柱、本柱と同様に腕木を通して出桁を支える。

 本瓦葺、一軒半繁/ひとのきはんしげ垂木、破風拝み/はふおがみに雁股縣魚/かりまたげぎょを飾る。扉は二枚の板戸を装置し、筋鉄を鋲打ちにして潜戸/くぐりどを付ける。

 この門は、明治九年(1876年)に鈴鹿市の神戸城/かんべじょうの大手門を移築したものといわれている。旧城門らしく、たちが高く、いかめしいものの、簡易なつくりで、もとの建立年代は江戸時代中期と推定される 

平成10年3月31日 四日市市教育委員会 ここまで

※この山門の瓦などにある立ち葵が神戸藩を収めていた本多家の紋です。

顕正寺山門

場所:

近くには

四郷郷土資料館四郷郷土資料館などがあります

2011年11月08日:製作 2013年7月30日更新 四郷ホームページ作成委員会