平成25年(2013年)10月19日 土曜日
第28回星空コンサートを開催しました。
今年は会場となる四郷郷土資料館が会館30周年となる記念の年でもあります。

残念ながら天候に恵まれず、屋外での開催を諦め、四郷小学校の体育館での開催となりました。

今年はクラシック・ア・カペラのAura(アウラ)の皆さんに出演いただきました。

主催:星空コンサート実行委員会
協力:四郷郷土資料保存会
   :四郷まちづくり協議会 文化部
入場者数:約230名

17:00開演
18:40終演


今回出演をお願いしたAuraさんは、歌曲はもちろんですが、器楽曲、例えばピアノ曲の「トルコ行進曲(モーツァルト)」や弦楽合奏の「四季(ヴィヴァルディ)」などに歌詞を付け、オリジナル・アレンジによる5声のア・カペラで演奏されているユニットです。

〜 Aura 〜 (写真左から)
畠山真央さん(ソプラノ)

菊地薫音さん(メゾソプラノ)

大石悦代さん(アルト)

奥脇 泉さん(メゾソプラノ)

原嶋絵美さん(ソプラノ)


Aura Offisial Site


会場が体育館となり、屋外とは違って声が響くので、マイクを使うかどうか入念にチェックをされていました。
お客さんがいない状態ですとマイクがなくても良いように思われましたが、用意した250席が埋まることを想定し、マイクを使うことになったようです。
ただマイクを使う といっても、立ち位置によってマイクとの距離が変わるため、マイクとの距離にも入念なチェックをされていました。

準備をしていた午前中は雨がパラパラと降っていましたが、午後には晴れ間も出てきて、会場の選択を失敗したかと思いましたが、開場の30分まえぐらいからまた雨が降り始めました。
そんな雨天の中、約230人の方に来場いただきました。


第一部はクラシックの名曲や歌曲を中心に、第二部では日本の民謡を中心に演奏されました。

第一部ではそれぞれがどんな声なのか、どんなパートを歌っているのか、一つの曲を使ってひとりずつ順番に歌っていき、次にひとりずつパートを重ねていって、Auraのサウンドが生まれる様子を紹介され、ハーモニーが重なってどんどん音が広がっていく様子がとてもきれいでした。

第二部の1曲目には、星空コンサートにちなんで「星の世界(賛美歌312)」を歌っていただき、これがとても素晴らしく感動しました。
もし満天の星の下でこの曲を聴いていたら・・・
感動で涙があふれていたかもしれません。

Auraの演奏で聴く日本民謡は、これまでのイメージと違った、新しい曲に生まれ変わったように感じました。


Auraの皆さんは今回のコンサートが三重県初とのことで、四日市についていろいろと調べていただいたようでした。
会場へは、八王子線に乗車され西日野駅から歩いてきてくださいました。
八王子線の感想や、四郷の街並みについて感想を話して下さり、お客さんも地元の方が多かったので、とても嬉しかった事と思います。
また、民謡の曲紹介では、メンバーのひとりが出身地の福島弁で話され、その言葉と笑顔にとても親近感を感じました。

今回初めてAuraの演奏を聴かれた方が多かったようですが、販売されていたCDを購入され、サイン会でメンバーの方と楽しそうに話をされている様子を見ても、今回のコンサートを開催してよかったと思えました。

Auraの皆さん、遠い所まで来て下さり、本当にありがとうございました。
◇ プログラム ◇
♪花の二重唱 オペラ「ラクメ」より
♪ユーモレスク
♪フニクリ・フニクラ
♪ガウデーテ
♪アメイジング・グレイス
♪春 第1楽章 「四季」より
♪夏 第3楽章 「四季」より

♪星の世界
♪こきりこ節
♪斎太郎節
♪最上川舟歌
♪星めぐりの歌
♪会津磐梯山
♪相馬盆唄
♪八木節

アンコール:野に咲く花のように

★ドリーブ
★ドヴォルザーク
★デンツァ
★キャロル
★伝承歌
★ヴィヴァルディ
★ヴィヴァルディ

★賛美歌312
★富山県民謡
★宮城県民謡
★山形県民謡
★宮沢賢治
★福島県民謡
★福島県民謡
★栃木県、群馬県民謡


最後になりましたが、ご協力頂きました四郷郷土資料保存会のみなさま、四郷まちづくり協議会 文化部のみなさま、お蔭様で無事コンサートを終えることが出来ました。
不手際な点も多々あったかと思いますが、ご協力頂き本当にありがとうございました。

今回初めてアンケートを実施しました。
集計が出来次第、ホームページで紹介させていただきます。
星空コンサート実行委員会 委員長